ブログ

講義をリアルタイム翻訳アプリで追う:対訳ノートまで持ち帰る手順

リアルタイム翻訳アプリで講義をその場で追い、保存したセッションを検索できる対訳ノートに整えるまで。準備3つ、7ステップ、正直な限界、FAQ。

講義は、相手に「もう少しゆっくり話してください」と頼めない唯一の会話です。先生は話す速度で話し、専門用語はどんどん積み上がり、ひとつ目の定義を頭の中で訳し終えたころには、次のスライドがもう映っています。

この記事が扱うのは、その問題の残り半分です。その場で理解するだけでなく、試験前日に開き直せる対訳の記録を持って教室を出る。設定は一度10分やれば、あとは毎回の授業で繰り返すだけです。

まず用意する3つ(10分)

  • 実際に授業へ持って行く端末に入れておく。 Felo Translator は iOS なら App Store、Android なら Google Play で入手できます。Google Play が使えない端末向けの APK もあります。始めるのにアカウントは不要で、1日トライアルがあれば実際の講義で一度試せます。
  • 言語ペアを設定し、30秒で試し打ちする。 対応は16言語——韓国語、日本語、ドイツ語、英語、簡体字中国語、台湾華語、広東語、チェコ語、タイ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ロシア語、インドネシア語、ベトナム語、ネパール語です。どちらが何語を話しているかは自動で判別されますが、先生が入室する前に自分の言語ペアだけは設定しておきましょう。シラバスを一文声に出して読み、返ってくる文字が正しいか確認します。
  • Local Save をオンにして、電源も持って行く。 セッションそのものが復習教材なので、端末に残しておきます。リアルタイム文字起こしはバッテリーを消費するので、モバイルバッテリーがひとつあれば一日分の講義をカバーできます。

講義での使い方(7ステップ)

  1. 先生が話し始める前にセッションを開く。 Voice Translation で、教室がまだ落ち着かないうちにリアルタイムセッションを開始します。そこからアプリは聞き取り、話された内容を文字にして、そのまま翻訳していきます。両方の言語が同時に画面に出ます。
  2. スマホは声の近くに置く。 マイクとの距離が入力品質をほぼ決めます。前列の机の上なら文字起こしはきれいですが、大教室の後ろでは推測に近くなります。2分早く教室に入ることが、この学期でいちばん安上がりな改善です。
  3. 音だけを追わず、リアルタイムの対訳字幕を追う。 イヤホンをして、片耳で教室の音を、もう片耳で翻訳を聞きます。Translation Reading が翻訳文を自然な音声で読み上げている間も、原文はそのまま進行しています。先生の話し方と意味を同時に手元に置けます。
  4. 授業中は何も打ち込まず、区切りだけを記録する。 流れを見失ったら、そのときのスライド番号を書いておきます。文字起こしは順番どおりに進むので、スライド番号ひとつで授業後にその箇所を探し直せます。
  5. 質問は短いターンでやり取りする。 セッションは双方向です。自分の質問は先生の言語で出て行き、答えは文字と音声で返ってきます。一度に一文、端末の方を向いて話すと聞き取りが安定します。
  6. 聞き逃した部分は、授業の直後に埋める。 記憶が新しいうちに、保存したセッションを開き直します。講義を音声ファイルで録音していた場合(事前の同意が必要です。下の「できないこと」を参照)、文字起こし機能はその録音もテキストに変換するので、両方が同じ場所にそろいます。
  7. その日のうちにセッションをノートにする。 文字起こしを編集し、この科目で繰り返し出てくる用語は対訳のペアで残し、わかりやすい名前を付けて保存します。科目、日付、テーマ。当日の10分の整理が、この記録を12週目でも使えるものにします。

次の講義の前に、そのファイルをスライドと一緒に読み返し、理解できなかった3点を自分の言葉で書き直してください。仕組みはこれだけです。リアルタイム翻訳がその瞬間を、保存された対訳の文字起こしが復習を担当します。

効いてくる3つの場面

90分のコア講義。 定義がひとつ、またひとつ、1分に1つ出てきます。リアルタイムの文字起こしがそれを文字で受け止め、復習のときには、ノートを借りに走り回る代わりに、この科目が実際に使っている用語の一覧が手元に残ります。

話で説明するゼミ。 先生は逸話で概念を説明します。そして逸話は、その場で訳すのがいちばん難しいものです。文字起こしは話と定義を並べて残すので、例と概念がつながったままになります。

最初の小テストの前夜。 録画を見返す必要も、ノートを借りる必要もありません。その講義で保存したセッションを、スライドと並べて読むだけです。教室に座っていた時間が「追えていた時間」に変わる瞬間です。

もっとスムーズにする

  • いつも前の方に座る。 前列はどんな設定にも勝ります。1列目の空いた机ひとつが、このページのどのコツよりも効きます。
  • 1ターン15〜20語で話す。 このアプリはリアルタイムの会話向けに作られていて、リアルタイムの会話とは短いやり取りのことです。自分の質問も同じです。
  • イヤホンは片耳だけ外す。 先生がゆっくりはっきり話しているときは、教室の音がそのまま講義です。翻訳音声は、速く進む部分のために取っておきましょう。
  • セッション名はすぐ付ける。 「経済学入門 — 10/3 — 弾力性」は4秒で済みますが、12月の検索1回を節約します。
  • 学期が始まる前にアプリを更新する。 認識と翻訳の改善はリリースごとに届きますし、公式の言語リストは学期のあいだに増えることもあります。開講前に製品ページを確認しておきましょう。

できないこと

  • オフラインでは動きません。 リアルタイムの翻訳と文字起こしにはネットワークが必要です。Local Save はセッションを端末に保存するという意味で、オフライン翻訳という意味ではありません。
  • 公式の16言語しか扱えません。 これを前提に何かを計画する前に、上の準備のリストを確認してください。自分の言語がなければ、このやり方はまだ役に立ちません。
  • 人名・数式・慣用句は近似で返ってきます。 翻訳が運ぶのは意味であって、微積分の証明ではありません。数式、固有名詞、専門用語は文字起こしではなくスライドと照合して確認してください。
  • 録音は設定の問題ではなく、同意の問題です。 レコーダーを教室に持ち込む前に先生に許可を取り、学校の規定に従ってください。300人収容の大講堂でマイクひとつに頼るのも避けましょう。このアプリは近距離の生の音声のために作られています。
  • 講義にとどまらせてくれますが、科目を代わりに履修はしません。 翻訳は流れをつかむ手助けです。リーディングを置き換えるものではなく、教室で何が許されるかを決めるものでもありません。

講義における Felo の位置づけ

Felo Translator は、この手順が前提にしているリアルタイム音声翻訳アプリです。公式ページは講義で重要な4つを挙げています。16言語のリアルタイム音声翻訳、翻訳文を自然な音声で読み上げる Translation Reading、セッションの対訳文字起こし、そしてセッションと履歴をクラウドではなく端末に残す Local Save です。文字起こし機能は「授業のあと」の半分を可能にする部分で、音声ファイルを編集できるテキストに変えるため、録音した講義とリアルタイムセッションが同じ対訳フォーマットにそろいます。iOS と Android で動作し(Google Play が使えない地域向けの APK もあり)、始めるのにアカウントは不要、1日トライアルがあれば実際の授業で負担なく試せます。120分パックを含む料金体系は公式の料金ページにまとまっています。

よくある質問

学生は無料で使えますか?

まず講義に持ち込める1日トライアル($0.99)があります。その後 Pro は年 $239.99 または月 $39.9、たまにしか使わない方向けに120分 $3.9 のパックもあります。まず1回の講義で試して、ノートの取り方が本当に変わったときだけ支払うのがおすすめです。

オフラインでも使えますか?

使えません。リアルタイムの翻訳と文字起こしにはネットワーク接続が必要です。Local Save はセッションが端末に保存されるという意味で、接続なしで動くという意味ではありません。

先生の講義を録音してもいいですか?

それはアプリではなく、先生と学校が決めることです。録音する前に許可を取り、所属機関の規定に従ってください。このアプリは広い教室ではなく、近距離の生の音声のために設計されている点も覚えておいてください。

どの言語に対応していますか?

16言語です。韓国語、日本語、ドイツ語、英語、簡体字中国語、台湾華語、広東語、チェコ語、タイ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ロシア語、インドネシア語、ベトナム語、ネパール語。この記事の内容はすべてこの公式リストに照らして確認しています。自分の言語がなければ、このやり方はまだ動きません。

Felo 編集部。Felo 編集部が、言語と音声翻訳、国境を越えた会話のヒントをお届けします。Felo Translator は 16 言語対応のリアルタイム音声翻訳アプリです([felo.me/translator](https://felo.me/ja/translator))。