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アジア競技大会 名古屋で外国人と話す。音声翻訳アプリ おすすめの実践ガイド

第20回アジア競技大会は10月4日まで愛知・名古屋で開催。45の国と地域から約15,000人の選手・役員が集まり、名古屋は今、世界でも指折りの多言語都市です。駅の窓口、屋台の注文、スタジアムのゲート——相手が日本語を話せなくても大丈夫。音声翻訳アプリ おすすめの使い方を、会話例つきで7つの場面に分けてまとめました。

第20回アジア競技大会は、10月4日まで愛知・名古屋で開かれています。45の国と地域が代表団を送り、そこにOCA難民選手団が加わります。選手と役員で約15,000人、41競技、50を超える会場が名古屋とその周辺に集まり、主会場は名古屋市瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)。一部の競技は東京でも行われます。

この2週間あまり、名古屋の街には、地球上でもっとも多言語な人の流れが生まれます。こちらが話すのは日本語でも、相手の言語はタイ語、インドネシア語、ベトナム語、ネパール語、韓国語——と、その数はひとつではありません。この記事は、そうした数十秒のためのガイドです。開会式でも、スタジアムの熱気でもなく、ゲートの場所を確かめる、何かを注文する、迷っている人に声をかける。そういう小さなやり取りの話をします。コツさえつかめば、1回あたり20秒ほどで終わります。

出かける前に整えておく3つのこと

相手の言語が対応リストにあるか確認する。 Felo Translator の公式な対応言語は16です。相手の言語がこのなかに入っていれば、日本語で話しかけるだけで、相手の言語に訳して読み上げてくれます。入っていない場合は、下の「知っておきたい限界」を先に読んでください。

電波がなくても動く範囲を知っておく。 音声のリアルタイム翻訳には通信が必要です。アプリのローカル保存は、文字起こしと履歴を端末に残す機能で、オフライン翻訳とは別物です。会場は混みます。ピーク時は通信が不安定になる前提で立ち、込み入った話は入場前に済ませておきましょう。

充電と音量。 会場で一日過ごせば電池は減ります。モバイルバッテリーを持ち、音量は使う前に設定しておきましょう。スマホは2人の間に置くので、必要なのは「部屋に響く音」ではなく「1メートル先に届く音」です。

音声翻訳アプリ おすすめの使い方:7つの場面

1. 駅で、道を聞かれたとき。 一日のうち、いちばん迷いが起きるのはスタジアムの中ではなく鉄道網です。相手が路線図の前で立ち止まっていたら、券売機ではなく、駅係員のいる窓口へ一緒に移動しましょう。

あなたが言う: 「スタジアムへは名城線です。乗り換えはありません。」相手の画面には母語で: 訳文が表示され、音声でも読み上げられます。相手の返事(あなたの画面に日本語で): 「駅から歩いて何分ですか。」

2. ゲートで、チケットが読み取れないと言われたとき。 読み取り失敗の原因は、たいていチケットではなくスマホの画面の明るさです。解決策を説明するより、症状をそのまま伝えるほうが早く通じます。

あなたが言う: 「画面の明るさを上げてみてください。もう一度タッチしてください。」相手の画面には母語で: 訳文が表示され、相手が操作します。相手の返事(あなたの画面に日本語で): 「通りました。ありがとう。」

3. 席やブロックを案内するとき。 座席番号は、読み上げるより見せたほうが速い数少ない情報です。ブロック番号だけを言葉で伝え、残りはスマホを相手に向けて読んでもらいましょう。

あなたが言う: 「Cブロックですね。2階へ上がって、左です。」相手の画面には母語で: 訳文が表示され、相手は階段の方向を確認します。相手の返事(あなたの画面に日本語で): 「ありがとうございます。2階ですね。」

4. 屋台の行列で、注文を助けるとき。 その日いちばん頻度の高い会話であり、多少訳がずれても実害がいちばん小さい会話でもあります。相手に伝えるのは2文まで。「どれが欲しいか」と「1つだけ条件」に絞ります。

あなたが言う: 「どれにしますか。豚肉が苦手なら、これは鶏肉です。」相手の画面には母語で: 訳文が表示されます。相手の返事(あなたの画面に日本語で): 「これを1つください。現金で払えますか。」

5. グッズ売り場で、サイズや色を聞かれたとき。 相手の言語まで持っていく必要があるのは、サイズと色の2つだけです。サイズは言葉で伝え、残りはスマホを掲げて見せましょう。商品を指しているなら、説明せずに商品の番号を言うほうが確実です。

あなたが言う: 「Lサイズはあります。色は白だけです。」相手の画面には母語で: 訳文が表示され、相手が在庫を確認します。相手の返事(あなたの画面に日本語で): 「では、白のLを1つください。」

6. けが、迷子、紛失——緊急のとき。 説明そのものをアプリで済ませようとしないでください。会場には会場ボランティア、街にはシティボランティアがいます。アプリは「何が起きたか」を1文で伝えるまでに使い、あとはスマホを置いて、人に引き継ぎましょう。

あなたが言う: 「この子の保護者を探しています。迷子です。」相手の画面には母語で: 訳文が表示されます。相手の返事(あなたの画面に日本語で): 「総合案内所へ一緒に行きましょう。」

7. 試合のあと、他国のファンと話すとき。 ここで、16言語対応のアプリは「日本語のツール」ではなくなります。タイ、インドネシア、ベトナム、韓国、ネパール——どれも公式の対応リストに入っています。ユニフォームを着た隣の人と、先週はできなかった会話ができます。

あなたが言う: 「どこから来ましたか。今日の試合はどうでしたか。」相手の画面には母語で: 訳文がタイ語で表示されます。相手の返事(あなたの画面に日本語で): 「バンコクから来ました。名古屋は初めてです。」

3つの場面を、最初から最後まで

紙の地図を持った相手と、駅で。 相手は印刷した地図を持っていて、どの出口か分からない。地名をアプリに通し、地図を掲げる。アプリが地名を訳し、地図が指を差します。2文、10秒で終わります。

屋台の、いちばん混んでいる時間に。 ハーフタイム、長い行列、文を組み立てている余裕はありません。「番号+条件」を一息で言う言い方に慣れておけば、店側には断片ではなく、完全な注文として届きます。

セッションが終わったあと、会場の外で。 ビジターチームのサポーターと話しています。あなたは日本語で話し、相手は自分の言語で答える。アプリはここで、向きを変えて同じ仕事を引き受けます。2人とも画面を読むだけです。

もっとスムーズにするコツ

  • 短い文のほうが速い。 2文節までが実用上の上限です。音声翻訳でいちばん多い失敗は、長くて整いすぎた一文です。
  • スマホは卓上に置く。 胸の高さで掲げるより、カウンターやテーブルの上に置いて2人で覗き込むほうが、はるかにうまくいきます。
  • 騒がしい場所では、音声より画面を見せる。 画面には2言語の文字起こしが出ます。人は聞くより読むほうが速い。
  • 相づちは一度止める。 「うん」「はい」「そうですね」は日本語の会話では自然ですが、マイクが拾って訳文に混ざります。相手が話している間は黙って、訳が出てからうなずきましょう。
  • 固有名詞はゆっくり言うか、書く。 選手名、駅名、会場名は往復で崩れます。地名は特に残りにくい。
  • 数字が入る情報は必ず確認する。 価格、時刻、ゲート番号、ホーム番号。復唱するか、画面を指さしましょう。

知っておきたい限界

公式の対応言語に、アラビア語とヘブライ語は入っていません。 対応しているのは次の16言語です。

英語

日本語

韓国語

ドイツ語

スペイン語

フランス語

イタリア語

ロシア語

中国語(簡体字)

台湾華語

広東語

チェコ語

タイ語

インドネシア語

ベトナム語

ネパール語

アラビア語やヘブライ語を話す相手にアプリは使えますが、それは「その言語 ⇄ 英語」の橋渡しとしてで、直接の通訳にはなりません。今回の大会では、これは実務上の問題です。西アジアからの代表団が13あり、日本語がアラビア語に歩み寄ることはありません。

オフライン翻訳はありません。 リアルタイム翻訳には通信が必要です。文字起こしが端末に残るのは、それとは別の機能です。

写真やOCRの翻訳はありません。 メニューを撮影して訳す、という使い方はできません。

固有名詞が弱点です。 日本語の駅名、会場名、人名は、相手の言語に訳すと崩れることがあります。ローマ字で書かれていて、現地での発音と違う名前は、往復で傷みます。

公式の通訳ではありません。 チケットのトラブル、医療の書類、法務に関わることは、大会のスタッフを通してください。

Felo Translator が向いている場面

Felo Translator は、後ろにある書類のためではなく、目の前の会話のために作られています。どちらが話しているかを自動で判別する双方向の音声翻訳、訳文を自然な声で読み上げる機能、そして2人が同時に読める2言語の文字起こし。iOS と Android で動き、アカウント登録は不要。対応するのは、上の16言語です。

大会の一日のなかで、この道具がはまる場面ははっきりしています。交わす言葉のほとんどは短く、口頭で、数秒で答えが必要です。駅、ゲート、屋台。まさにその形のために作られています。文字起こしは、使い捨てにはなりません。端末に残るので、火曜日にチケットゲートで通じた言い回しは、土曜日に同じゲートへ戻ったときも、そこにあります。

製品ページは felo.me/ja/translator、対応言語と料金は felo.me/ja/pricing にあります。

よくある質問

会場でデータ通信がつながらないときも使えますか。いいえ。リアルタイムの音声翻訳には通信が必要です。文字起こしと履歴は端末に保存されますが、それは保存機能であって、オフライン翻訳ではありません。込み入った話は入場前に済ませておきましょう。

アラビア語やヘブライ語には対応していますか。対応していません。公式の16言語に、どちらも入っていません。アラビア語やヘブライ語を話す相手とは、「相手の言語 ⇄ 英語」で使い、英語を橋渡しにします。

日本語と相手の言語を、そのまま双方向で訳せますか。相手の言語が16言語のどれかで、日本語もその1つなので、はい。どちらが話しているかをアプリが判別し、設定を切り替えなくても双方向に訳します。

けがや体調不良など、深刻なときはどうすればいいですか。アプリは「何が起きているか」を1文で伝えるまでに使い、その後はスタッフを探してください。会場ボランティアとシティボランティアが、まさにそのために配置されています。

Felo 編集部より。Felo 編集部が、言語と音声翻訳、国境を越えた会話のヒントをお届けします。